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ITエンジニアが基本情報技術者の資格を取るべき6つの理由

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この記事を読みに来ている方は「基本情報技術者」の資格を取ろうか、それともやめとくかと悩んでいる人でしょうか?

そんな人達に対して私はこう言いたい。


基本情報技術者の資格は絶対取るべきです!


私も入社した時に基本情報技術者試験を受けなさいとガミガミ上司に言われたものです。当時はなんで取らなきゃいけないんだ、意味ないよ。なんて思いながらも嫌々受けてなんとか合格しました。

しかし、そんな私が今やプロジェクトを管理し部下の指導ができるまでになっています。

振り返ってみると当時そこで基本情報技術者の資格を取れたことが今の私の10年以上に渡るエンジニアライフの大事な基礎としてあることに気づきました。

今回はそんな基本情報技術者の資格について絶対取るべき7つの理由を紹介します。

プログラミングの基礎が学べる

ITエンジニアにとって今やプログラミングは必須のスキルです。
最近は小学校でプログラミング教育の必修化が検討されており、国語や数学並みに必要とされるスキルになってきているという情報もあります。
www.asahi.com
それほど重要なんですよ!プログラミングは!!

基本情報技術者試験ではプログラミングについても必須項目として入っていて、資格を取るためには知っていなければなりません。

具体的に私がプログラミングの項目を通じて学んだのは以下の点です。

言語構文の理解

↓の画像は28年秋季のC言語の問題です。
f:id:powerbombkun:20170122172004p:plain
このように試験問題自体は穴空き形式になっています。

この穴を埋めるためには当然以下のような点を理解していなければなりませんよね。

  • 各キーワード(for、if、[]等)は何を表しているのか?
  • 前の処理は何をやっているのか?
  • 空白の箇所の処理をした後どうなったのか?

これらは言語構文をしっかりと理解していなければ解くのは無理です。そうしないとプログラムはただの風変りな英文にしか見えません。

しっかり言語構文を理解することがプログラムを書くための第一歩になります。

制御の組み方

プログラムというのは作る人によって様々な組み方ができます。

「aという変数に対して5回1を加算するプログラムを作ってください」というお題があった場合、以下のように組む人もいれば

a += 1;
a += 1;
a += 1;
a += 1;
a += 1;

このように制御を組む人もいます。↓

int i;
for(i = 0;i < 5;i++)
{
    a += 1;
}

両者とも同じ意味ではありますが、別々の書き方です。

プログラムは同じように動いても、複雑なプログラムになるほど効率性や修正のしにくさで明確に差が出てくるものです。発生するバグの量についても雲泥の差になります。

基本情報技術者試験のプログラムの制御は変わった書き方はしていません、あくまで一般的で最適(効率良く、バグも出にくい)な書き方です。

良いプログラマはオリジナルのトリッキーなプログラムは書いたりしません。自己流で身に着けたオリジナルの制御を学ぶより、お手本の制御を見て知ることがプログラミング技術の向上の近道になります。

トレース力

トレース力というのはプログラムの動きを頭で考える力です。

スキルの低いプログラマというのはトレース力がありません。「このプログラム〇〇を入力値で入れたらどう動く?」と聞いた場合、「デバッグして動かして確認してみます。」と焦って開発環境を立ち上げ始めるでしょう。

そう、トレース力が無いプログラマは頭の中で制御が追えないんですね。そのような人は頭で追えないのにプログラムを作ってしまいがちです。

動かさないと自分が作ったものがどう動くか分からないなんて怖くありませんか?

トレース力が身に着けばそういう心配ともおさらばです。以下のように良いことが沢山あります。

  • 作ったプログラムに対しての質問にすぐ答えれる
  • デバッグする前にエラー箇所が分かる
  • コードを書くのが早くなる
  • 人のコードを読むのが早くなる
  • 頭でシミュレーションしてから動かすので安心感が持てる

いろいろありますね。

試験問題の穴埋めをする際は、何度目のループか?だとか、空白の前の時点で何が変数に入力されてきているのか?ということを頭で考える必要があります。

試験までの勉強期間を通じて何度も何度も頭の中で処理の流れを追うことで本当のトレース力が身についてきます。

それは今後のプログラミング人生を豊かにするでしょう。

専門用語に対しての教養が身につく

試験では多くの専門用語が出てきます。

例えとしてあげるなら、「スタブ」という言葉。

プログラムの中で参照するライブラリ等がリリースされる前にあらかじめ用意しておく型のことです。何も聞いたことが無い人なら「スタブ」と聞くと、バスタブ!?タブの一種!?等と全く関係ないことを考えてしまいます。

会社で仕事する際、すぐに質問ができる場なら何とか大丈夫かもしれませんが、客先での会話の際に知らない専門用語が出てきたりするとなかなか聞きにくいものです。

下手に質問すると技術力が無いと思われてしまう可能性もあるし、質問しないとその後の会話についていけないしと。

そうなるのはやっぱり嫌ですよね?

先ほどの「スタブ」以外にも以下のようなものがあります。

  • ドライバ
  • 排他的論理和
  • DHCP
  • リバースエンジニアリング
  • ブロードキャスト

適当に思いつくものをあげさせてもらいましたが、他にもまだまだあります。

どれも情報処理推進機構の方がITエンジニアとして必要なものをピックアップして問題文の中で使用しています。一つ一つの言葉が何を表しているかをよく理解していないと正確に解答できないようになっています。

このように、専門用語を一つ一つ頭に叩き込んでいくというプロセスこそがITエンジニアとしての基礎固めをしてくれます。

就職・転職市場で有利になる

就職・転職市場では基本情報技術者の資格が割と強いです。

起業がエンジニアを採用する際、企業側の担当者は必ず以下のことを考えます。

  • 入ってくる人はどのようなスキルがあるのか?

スキルの有無で採用した人が会社にもたらす利益が全く変わってくるからです。

スキルというのは面接で話しただけではなかなか分かりにくいものです。

専門用語に対しての知見、コードを書くスピード、プロジェクト管理能力等と沢山知らなければならないスキルがあるはずなのに、面接では一部しか見えてきません。

そのため、企業の採用担当者は資格欄をかなり参考にします。その資格欄に「基本情報技術者」と書いていればこう思うでしょう。

  • ITスキルの基礎力は十分にあるね

採用担当者がそう思うだけでも資格を持たない人に比べると全く信頼度が異なります。

他のライバル達から一歩リードした状態で就職・転職市場に乗り込むことができるんです。

受験料が安いので何度もチャレンジできる

基本情報技術者試験の受験料は格安です。
国家資格ということで民間の会社が介在しないので安いんですね。

値段:5100円(税込み)

他のIT系の資格と比べてみましょう。

  • LPIC レベル1:15000円
  • オラクルマスター ブロンズ:44520円(税込み)/ 36540円(オンライン試験利用時)

やはり他と比べて安いですね。
オラクルマスターなんかは落ちたら二度と受けたくありませんね

基本情報技術者試験は値段が安いので何度も受験してもそこまで財布にダメージはありません。バイトに忙しいITエンジニアを目指す大学生なんかにとってもお手軽な価格体系です。試験のための参考書等を含めても1万円程度あれば合格するのに十分です。

もし、落ちたとしてもチャンスは半年に一度あります。何度も諦めずに受験しましょう

資格を取るために勉強して得た知識こそがが糧となり、後々の仕事で受験料分はあっという間にとりかえせます。

資格を取ると補助が出る場合が多い

資格を持っていると資格補助が出る会社も多くあります。

next.rikunabi.com
こちらのサイトによると、資格手当の平均額は4650円、一時金は28259円だそうです。

受験料は5100円なのでそれを考えると取っているだけで年収も結構変わってきます。

個人的にはお金というのを目的にして勉強するのもアリです。お金という報酬も勉強するための一種のモチベーションだからです。

そうやってお金という目的のために資格を取った場合でも十分にスキルを持っているという立派な証明になります。

いいじゃないですかお金だって。

最後に

基本情報技術者試験の問題は午前・午後ともそれぞれの問題は情報処理推進機構(IPA)の人達が考え抜いた問題です。受験を通じて多くのことを学ぶことで、現場で活躍するための専門用語を理解したり、上司の指示に対してスムーズに作業ができるだけのスキルが身につけれます。

受験する前に意味が無いと言ってしまうのは簡単ですが、そこからは何も得るものはありません。

試験での合格を目指し、自分が成長できると信じて学習するプロセスこそがあなたをきっと成長させます。

受験に興味は少し出てきた出てきましたか?興味が少しでも出たなら受験してみましょうよ。何も失うものなんてありませんよ。

もしここまで読んで受験を決断した人はこちらの記事もどうぞ。
powerbombkun.hatenablog.jp
勉強法について細かく記載していますので是非受験勉強の役に立ててください。

受験して合格することをお祈りしています!